トップページ > 原子燃料サイクルと当社のフィールド

再処理工場は、核燃料物質と核分裂生成物質を含む化学プラントです。再処理工場内の原子燃料分析有限責任事業組合*に出向した当社の再処理分析部の社員は、各工程で発生するウラン、プルトニウム等の核物質と核分裂生成物の試料を速やかに分析することで、工場の”健康状態”を評価し、運転状況の把握、核物質管理、製品品質、異常事象の原因究明などに貢献しています。
*有限責任事業組合「Limited Liability Partnership;LLP」は、企業同士のジョイント・ベンチャーや専門人材の共同事業を目的とした新たな事業体です。(「有限責任事業組合契約に関する法律」平成17年8月施行)


当社は、日本原燃鰍ェ100%出資して2008年1月に設立された、原子力分野の分析業務を専門とするユニークな会社です。熟練した分析技能者を安定的に確保するとともに、優秀な技術・技能者の育成を目的としています。 当社社員は、業務を通じて熟練社員から技術を習得し、技術の高度化を図っています。また、再処理関連施設(高レベル廃液ガラス固化施設、MOX燃料工場)の運転支援業務については、自社業務として日本原燃鰍謔闥シ接受注しています。

再処理工程の全工程
@受入れ・貯蔵
使用済燃料は、原子力発電所と再処理工場のプールで4年以上冷却・貯蔵。これにより放射能の量は数百分の1に減衰します。
 
B分離
溶解液中のウラン、プルトニウムと核分裂生成物を分離します。さらに、化学的性質の違いを利用してこのウランとプルトニウムも分離します。
 
D脱硝
ウラン溶液とウラン・プルトニウム混合溶液から硝酸を取り除き、ウラン酸化物粉末とウラン・プルトニウム混合酸化物粉末にします。
 
Aせん断・溶解
使用済み燃料を、コンクリート壁の部屋(セル)に設置されたせん断機により小片に切断した後、溶解槽で燃料部分を溶かします。
 
C精製
ウラン溶液およびプルトニウム溶液から、さらに微量の核分裂生成物を取り除くことで純度を高めます。
 
E製品貯蔵
それぞれの粉末をステンレス製容器に封入。燃料加工施設等に出荷されるまでの期間、建物内の専用貯蔵庫に貯蔵します。

原子力分野の技術は、絶えず革新が進んでいます。
分析・評価技術の制度もこれに対応して格段に向上しており、再処理工場の安全・安定運転のための精密で正確なコントロールを可能にしています。 当社は常に安全を最優先しながら、最先端の分析技術・技能を修得し、品質保証をより確かなものにしています。
〒039-3212 青森県上北郡六ヶ所村大字尾駮字沖付4-91
電話番号 : 0175-73-0015 FAX : 0175-73-0035